日銀訪問記

長い間更新していなかったのですが、その間いろいろ就活しました。日銀本店に見学にも行って来ました。

本店はまるで博物館みたいに歴史を感じさせるものでした。見学会自体は、話1→見学→話2→茶話会という流れで行なわれました。個人的に印象に残ったのは、茶話会で少人数で日銀の方としゃべれたこと。日銀の印象自体はそれほど変わらなかったですが、何よりも「一緒に働きたいかどうか」の意味を実感しました。よく企業のHPには新入社員のコメントかなんかが載っていて、入社の決め手は「一緒に働きたいかどうか」と書いてあるのですが、それまでは「ふーん」くらいにしか思っていなかった。でも実際に話を聞いたりして直接接していくと、その意味がすごくわかったし重要だなって感じた。

いままではばくぜんと自分のやりたいことやイメージで選んでた部分があった。でも結局最後は人間同士のつながりなんだなと。どんなに客観情報からこの会社だ!って思っていても、話が合わなかったり、相性があわなかったりする。それは人間同士だからあたりまえといえばあたりまえだし。思えば、今のサークルだってサークルの情報が載ってる雑誌(入学時に配られる)を見てるときは「ここに入ろう」なんて全然思っていなくて、たまたま勧誘され、直接話を聞いていくうちになんとなく居座り、とうとう今に至っている。たぶん「合う」サークルなんだと思う。

就職が決まった時には、全然思い描いていなかった会社に入るかも。最近はイメージ・給料といった外的な要素よりも、興味、やる気、好きという気持ち・・内的な要素を重視しようかなと思うに至った。外的な要素は自分で支配できないし変わるけど、内的な要素は少なくとも外的要素よりは変わりにくいから。