コミュニケーション能力

先日、某大手外資系証券会社のサマーインターンの面接にいっていきました。グループ面接だったけど、いくつか感じたことがあるのでそれを書こうと思います。

サマーインターンとはいえ、就活本番の前に面接を経験できて非常に実りあるものでした。そこではやはり「コミュニケーション能力」の重要性を感じた。グループ面接では細かい知識などは聞かれない。むしろコミュニケーション能力があるかどうかを見られていると思う。

僕が入った部屋に2グループあって、1人を除いてみんな慶應生。おそらく東大・一橋・慶應・早稲田の生徒がほとんどを占めている感じがした。いわゆる高学歴の人たちである。外資系の企業だからその中でも優秀な生徒が集まっていただろう。しかしながら、実際にグループ面接が始まってみると、コミュニケーション能力のない人が結構いる。つまり「ロジカルに」「シンプルに」話せないのだ。事実と意見が混同されていたり、論理の飛躍、根拠の無い主張、長々としゃべる(しかも似たような内容を繰り返して)、主語と述語の不一致、そういったことをいわゆる「優秀なひと達」がやっている。しかも本人は全く気付いていない。

コミュニケーション能力はやはり普段から「ロジカルに」「シンプルに」話すことを意識したり、論理的に書かれた学術本を読んだりしているかどうかで差がついてくる。普段から勉強をしているかどうかはっきりわかる。あと、書類選考でもコミュニケーション能力を見ているとのこと。それは上に書いたことや、「ですます」と「である」が混同していないかをみているらしい。コミュニケ―ション能力は基礎だと思うが、基礎だからこそ差がはっきり出てくる。実際の就職活動前に面接に触れたことは大きな意義があった。