将来への仕込み

前日、昔の経験が思わぬ形で活きることを書きましたが、ずっと「昔の名前で出ています」状態も続かないので、将来に向けて新しい仕込みもしなければとも思う。

マーケティング分野の知識を深めていくのは当然のこととして、他のマーケターとの差別化にはプラスアルファが必要なので、自分は数理的なデータアナリシスとアカウンティングもカバーしようかと考えている。

チャネル分析とかプロダクト分析とかリサーチ・分析系の知識としてデータアナリシス、一方でマーコム系の知識として費用対効果を出すためのアカウンティングが将来的に必要になるかと思う。これは今後、マーケティングに一般的に求められる事柄とも合致しているように思う。

というのも肌感覚、クリエイティビティ、長年の経験で勝負することも重要だが、今のように世の中の流れが速く「一寸先は闇」のビジネス環境では、「直感で事象を捉えて論理で示す」ことがよりいっそう求められるようになるのではないか。

またコミュニケーションにしても億単位の予算で代理店にお任せするだけでは通用しなくなるだろう。「CM打ったけど最終的にはいくら利益に貢献したの?」がきちんと説明できないと関係者を説得できない。

もちろん一人で全てを専門的にカバーするのは難しいが、より広い分野の専門性に通じる・知っておくことは必要だろう。

いろいろ書いたが「ローマは一日にしてならず」なのも事実なので、具体的に手をつけるなら簿記とRに手をつけようかなと。マーケティングが知識の中心とはいえ、簿記2級くらい持ってないと格好悪いかなと思ったり、データ分析もエクセルで基本的なことはできるが、それ以上の分析をしようとした場合、SASのソフトとかSPSSを入れてくれと会社に言うのも色々と大変そうなので、統計言語のRでもやってみようかなと思うこの頃である。