自分のテーマ

1年を通じて、色んな気づきがあり、大学に戻って研究したいという気も無くなってはいない。ただ今は、もう少し「実務」の中に身を置いていたい。もちろん文献も読みつつ。

今、自分の関心のあるテーマは、基本は以前と変わらず「技術が社会(システム)に与える影響」について。

修士論文では、
情報化を背景にしたグローバル化による流動性の高まりと、
流動性の高まりによる不安感に棹差した監視技術のせり上がりに対して、
信頼によるネットワークで連帯しつつも、「個人」を確保することを論じた。


今のテーマは、具体的には、
1.インターネットを始めとする技術は、いかに協働を上手くワークさせるか?
2.様々な専門知が協働する場の運営はどのようなものか?そのアーキテクチャは?
3.サイバースペースを始めリモート間の協働での身体性の位置づけ(形式知暗黙知の関係)

フィールドとしては、システム開発、遠隔教育、SNS、ウェブサイトのユーザビリティ・・・。

下敷きとなる理論は、社会システム論、リスク社会論、情報社会論、ソーシャル・キャピタル論、ナレッジ・マネジメントなど。

方法としては、人文的な理論を参照しつつ、技術を日常的に使用する場にいること。


以上、書いてみたもののまだまだ道のりは遠いな。