休み無く

4月に入ってからカキコミしてませんが、その理由は塾の春期講習だったからです。毎日家に帰ったら、夜中12時前後で、そのまま一杯やって寝ると。というわけで新しいカキコはなんとなくしないまま、4日過ぎてしまった。

そして今日5日は講習明けというのに週活でまた都内へ。某広告出版?の会社でした。だんだん感覚が麻痺するというか、就職活動でスーツ着て人の波にのまれるのにも慣れました。もはや試験を受け問題を解くことさえ、ルーティーンワーク。

よく飽きっぽい(といわれる)のは、すぐにパターン認識して適応するから。遊ぶのも大学1年の3ヶ月で飽きたしなぁ。なんか社会人になっても会社に適応してサラリーマンになってそうな気がしてきた。

そんな「適応」に抗うことというか、読書という行為は飽きません。今日も神保町の書店(岩波ブックセンター)で、「せっかく都内、しかも神保町まで来たんだし」と本を購入。かくしてそのとき所持金は英世が数人。本のテーマは自分の研究テーマであるソーシャル・キャピタル(筆者は社会関係資本と言っているが)。

きずなをつなぐメディア―ネット時代の社会関係資本

きずなをつなぐメディア―ネット時代の社会関係資本

まだ最初しか読んでいないが、ソーシャル・キャピタル研究の中間報告としてここらで楔を打っておこうというような趣旨だと見受けられる。最初を読む限り、前半はそれほど新しいことを言うというよりも、既存説の検討・整理がなされている。後半でネット上の社会関係資本について、実証的に分析している。

この本も含め、それほど日本でのソーシャル・キャピタル社会関係資本)研究としては、本はさほど出ていない。その点で、功績はあったと見るべきか。

その他については、

ソーシャル・キャピタル―現代経済社会のガバナンスの基礎

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社会ネットワーク分析の基礎―社会的関係資本論にむけて

社会ネットワーク分析の基礎―社会的関係資本論にむけて

援助と社会関係資本―ソーシャルキャピタル論の可能性 (経済協力シリーズ)

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