鬱な夏休み

夏休みに入りましたね。しかしながら、夏休みというのは普段の学校がある時よりも、1人の時間が多い気がします。するとどんなことが起こるかというと、何かをすっごく考えてしまいます。普段はいそがしくて考えないようなことを考えますね。1年生の夏はSFCに移ろうかどうか考えてたし、2年生の夏は日吉からどこに引っ越そうかななんて考えてました。

それで3年生の夏(今年ですね)は「いままでの大学生活でやりのこしたことはないかな」なんて考えます。もうちょっと具体的に言えば、サンクコストは何か?どれくらいか?ということ。つまり普段の生活において「何か選択をする」ということは、「選ばなかった方を失う」ということですからね。今日は勉強しようか、遊ぼうかと考えて遊ぶことを選んだらその時間において、(1時間でも2時間でもいいですけど)勉強する時間を失ったことになりますね。

まぁ、そうして振り返るとこれまでの大学生活が学問に偏向しすぎたんじゃないかって思うわけです。あまりにも普通の大学生がやるようなこと(バイトとかいろいろ)をやってこなかったなぁとしみじみ思います。

なぜそんな風に思うようになったかというと、これまで学問にかなりの時間を割いてきたことから考えると、オリジナルな異質な学生であるという自負が少なくともあった。しかしそれを打ち砕く出来事が起こったんです。すなわち希望のインターンに落っこちちゃったわけです(10個近く落ちたぞ)。「これこれこうで・・・」って自分の(一般の学生的でないラディカルな)異見をいうと人事の人にあんまり理解されないし、ほとんど書類とかマークテストの段階で落とされるし(原因はナンだ?年齢制限か?茶髪ロン毛か?)。こうなると自分がこれまでやってきたことはなんだったのかって思いますよ。

別に就職が目的で勉強してきたわけではないですけど、でも全然実りがないとキツイですね。適当に遊んでても運良く受かる人は受かっちゃいますし。たかだか書類とか5分10分の面接で分かるわけないよな、なんて言い訳にしつつも憂鬱な日々です。

ここに来て孤独に負けそう。明らかに憂鬱のせいで生産性が落ちてるし。精神的支えが欲しい。