ポリティカル・コンパス

ちまたで話題になっているThe Political Compassの日本語版である日本版ポリティカルコンパス(ドラフト3)をやってみた。
ちなみに日本語版を作った作者さんのブログはお金について考えたことです。


軸の解説としては

政治的価値観(コンパス縦軸)について
右派(保守)は伝統や公共の福祉を重視する価値観です。常に日本の今後を思う人ですが、リベラルから見ると、さしたる根拠もなしに伝統や公共の福祉を主張する、小さな親切大きなお世話人間に見えるかもしれません。

左派(リベラル)は個人の自由を重視する価値観です。自分や他人の願いや思いを大切にする人ですが、保守から見ると、自分勝手で権利を履き違えた勘違い人間に見えるかもしれません。

経済的価値観(コンパス横軸)について
右派(市場派)は、市場原理を信頼し、規制のもたらす非効率(いわゆる「政府の失敗」)を重く捉えて、小さな政府を志向します。自己責任意識が高く、情報収集に余念のない人ですが、政府派から見ると、弱肉強食で血も涙もない冷血漢に見えるかもしれません。

左派(政府派)は、市場原理の負の側面(いわゆる「市場の失敗」)を重視し、政府による再配分や規制を望んで、大きな政府を志向します。弱者を思いやり、不幸な人を見逃せない人ですが、市場派から見ると、自分の人生を人任せにする無責任人間に見えるかもしれません。

とのこと。

さて自分の結果は
政治的な右・左度(保守・リベラル度):-2.8
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派):-1.48
でリベラル左派だそうだ。

でも原点に近い(特に経済的に近い)ので、想定通り(ゆるいリベラル)かな。
とりわけ経済的には、見る人によって「右」に見えそうだし。学部で公共政策、経済学をやってなかったら、もっと原点から離れた「左」によっただろう。


ちなみに、時間を置いて2回目をやってみた。
2回目は1回目の結果を受けて、「やや同意する」「あまり同意できない」よりも思い切って「同意する」「まったく同意できない」を選んでみた。結果は
政治的な右・左度(保守・リベラル度):-3.2
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派):-0.93
でやっぱりリベラル左派だそうだ。
でも政治的に左に、経済的に右に寄った。こっちが本当の結果か?