4月終了

もう年明けて3分の1が終わったのか。ホントッ早い。
近況としては、就活も4月半ばからしておりません。普通にゼミのある日はゼミに出て、それ以外の日は基本的に研究して、たまに塾バイトしています。でも来週からまたちょっと就活再開します。就活に関しては「なるようになる」の精神であいかわらず脱力系。

さて研究のほうは、修士論文の方向が少しずつ見えてきた。最初は理論だけやろうかとおもっていたけど、どうもあと数ヶ月で提出という現実的なことを考えると難しい。よって犯罪とソーシャルキャピタルの具体的な関係(経路)を実証することをベースに、実証につながるように理論を整理する。

データはサンプル数を含め、アベイラビリティを考えると、都道府県レベルのデータを予定。すでにいくつかデータは揃っているが、これからもデータ収集・加工に励む。そしてSPSSで相関、重回帰などで分析すると。

そんな感じでやろうかと思っていますが、昨日今日と修論とは直接結びつかないことやってます。

まず

社会学を学ぶ (ちくま新書)

社会学を学ぶ (ちくま新書)

を読了。
一般的な(教科書的な)社会学入門というより、内田氏の社会学遍歴。
どういう経緯で哲学でなく社会学専攻にしたかという話から、マルクス構造主義フーコー、システム理論、柳田国男、そしてヴェンヤミン。重要なことをさらっと書いてあるので、すらすら読める社会学入門ではない。むしろ社会学専攻の大学院生あたりが楽しめるのでは。自分も、「へー」っと納得できたところと「え?」っと疑問のところがあった。内田氏も冒頭で述べているように、人びとの生の様態について本質的に考える(=社会学を学ぶ)ためのきっかけとして読むべき本。

そして今日は

Rethinking Class: Cultures, Identities and Lifestyles

Rethinking Class: Cultures, Identities and Lifestyles

の第1章を読んで、その途中。
階級研究の最新の考え方が紹介されていて参考になる。