修論から2年

修士論文を提出してから早いもので2年が経ちました。
就職活動時から考えると早3年。

迷いながら就職活動。迷いながら研究。迷いながら仕事。そして過ぎた3年。
周りからの見え方は別にして、苦しかった思い出ばかり浮かぶ。


そして今改めて思うことは、社会の中で組織というものは、有名/無名、大小を問わず、大きな位置を占めていて、組織を学ぶことは社会を学ぶ上で重要だということだ。

合わせて明確に理解しなければならないことは、「如何なる組織も、入ってくるお金よりも出て行くお金の方が多いなら、その組織は存続できない」というルールだ。営利企業も、非営利組織も、宗教法人も、学校法人も、社会運動体も、どんな高邁な理想を掲げる組織も、そのルールからは無縁ではない。

このことは当たり前のことだが、アカデミズムにいるときはあまり意識しなかったことでもある。


会社について興味が出てきたことでもあるし、もう少し「書を持って街へ出ていよう」と思う。