消費

自分は正直に言って、自分のことを「ケチ」だと思っていた。いわゆるモノに対して他の人より関心がないのではと思ってきた。典型的な例として、車やバイクが物凄く好きだと言う人をあまり理解できないでいる。あまりモノにお金を使わなくても、コーヒーと本さえあれば、それなりにOKだという気持ちで常にいる。

それでもこの1年を振り返ると結構消費してきた。

スーツ:ビジネス上の必要にせまられて
眼鏡:以前の眼鏡が古くなり、汚れや細かいキズが目立ってきたので
携帯:前の携帯が古くなっていたので(冗談まじりに「まだ使ってんの」って言われた。。。)
コート:前に買ったもののデザインが古くなり、ちょっと恥ずかしくなってきていたので
本棚:部屋が本で狭くなってきていたので
ベッド:布団が古くなったのと、空間の有効利用、万年床対策のため
枕:少しでも疲れを取りたいと思って
旅行×5:身近にいる人を大事にしようと思って
そして昨日の靴:かかとが磨り減って、足のかかとに負担がかかってきていたので


こうして振り返ると、やはり必要に迫られないと、大きなお金を使わないようです(笑)。無駄なお金は使いません(本を除く)。
でも必要に迫られてたまにしか消費しないので、ここぞと言う時には結構な額を使います。「どうせ使うならと。」そして消費したあとは、やはり「すっきり」した感覚を覚えて、仕事していてよかったと思うときでもあります。

こうして「仕事⇒消費⇒仕事⇒消費⇒・・・・」というスパイラルに少しづつ巻き込まれていくのでしょうね。この状態は以前の自分があまり快く思っていなかった「仕事と消費による自己実現」に他ならないです。「仕事と消費による自己実現」を専らとする人には批判的でしたし。

ただ以前の自分の重要な価値観である「ゆっくりした時間の中でものを考える習慣」は未だ継続しているので、「単純な変化」ではなく「進化」と捉えたいのですが(言い訳か)。もしかしたら、本当に「仕事と消費」だけになるのかもしれません。